浮気調査を証拠となる写真を撮影するための調査機材はとても重要です。
せっかく浮気の証拠写真が撮れても、画質が荒かったり暗くて顔の判別ができないようでは証拠とは言えません。
プロの探偵社は調査機材にも徹底して力を入れていますが、高価な機材だから証拠が撮れるわけではありません。
目次
調査機材に頼った探偵は失格!プロの探偵は調査力が重要
浮気調査中、相手にバレずに尾行や張り込みをするのは素人では簡単にはできません。
撮影する調査機材はとても重要ですが、それだけでは素人が高いカメラを持つのと変わりません。
しかし、古すぎたりボロボロの調査機材では腕がよくてもシャッターチャンスを逃したり、容量が足りないといった問題もでてきます。
浮気調査で探偵が使用している機材
探偵が使う調査機材にはかなり高価なものから安くても便利なものまで様々なものがあります。
それてはどんな場面でどんな調査機材を使っているか見てみましょう。
一眼レフカメラ
カメラと言えば一眼レフを思い浮かべると思いますが、高価なものだと本体だけでも50万円以上します。
探偵によっては超望遠レンズやフルサイズセンサー、ISO感度40000まで対応しているカメラなど上を見れば高いものばかり。
しかし、プロのカメラマンではないので高価なカメラやレンズが必ずしも必要ではありませんし、超望遠レンズもレンズの大きさや重さからまったく必要ないとは言えないまでも、活躍するのは限られた場合のみ。
だって、一眼レフを構えてうろうろしてたら目立って仕方ないでしょう?
ビデオカメラ
実は探偵の主流は一眼レフよりもビデオカメラ。
光学ズーム30倍~60倍で、近年では4Kカメラを導入している探偵社も多く、画像の劣化が見られないので綺麗な映像で撮影できます。
写真と違って何をしているかわかりにくい状況でも動画だと見ている人にも伝わりやすいこともあります。
スパイカメラ
スパイカメラとは人混みの中で近づいたりエレベーターの中やホテルの通路など近距離で撮影する場合に使用します。
メガネやカバン、時計、ペンなどに偽装しているのでバレにくいようになってはいますが、それを使う探偵の腕にもよります。
痴漢がスパイカメラを悪用する場合もあり、変な動きをしていると撮影していることまでバレなくても怪しまれる可能性も。
ICレコーダー

調査中、ICレコーダーに、いつ、どこで、誰と会ったかなど重要な情報を記録します。
場合によっては車の中やカバン、服の中に仕込んで浮気相手との会話を録音することもできます。
コンクリートマイク
コンクリートマイクとは壁などの表面にマイクを押し当てることで、壁越しに音を聞くことのできる収音装置のことです。
浮気相手の自宅の隣やラブホテルに入った部屋がわかればその隣の部屋から室内の会話を聞くこともできます。
現在、日本では盗聴を取り締まる法律がありませんので、コンクリートマイクを利用してICレコーダーに録音したとしてもそれ自体を違法行為として訴えることはできません。
これって必要?浮気調査に必要のない調査機材は?
ひと昔前にはよく使われていた機材も今では全く活躍していないものもあります。
探偵社には多くの機材を持っている!といった感じで機材を寄せ集めた写真があります。
この中から実際使われているのはどれくらいあるのか?
実はそんなにありません。
多くの機材や重たい機材、高価すぎる機材を持ってうろうろしたり尾行、張り込みしても目立つだけなんです。
宣伝目的の調査機材に騙されるな!
探偵社によっては持ってもいない調査機材や古くて今では使えないような調査機材も特殊な機材として謳っている業者もあります。
高価な機材だから証拠が撮れる!
特殊な機材だから証拠が撮れる!
最新の機材だから証拠が撮れる!
こんな言葉に騙されてはいけません。
特殊な機材や最新の機材を使いこなすことも大事です。
しかし、使うのは人、これを忘れてはいけません。
本当のプロが使う調査機材とは調査の現場に合って使い慣れたもの。
それこそが証拠を撮るのに適した機材であり、本当の探偵の姿といえます。