浮気や不倫によって相手に慰謝料請求する際、「結婚しているなんて聞いてない」「既婚者とは知らなかった」と言い訳された場合はどうなるのでしょうか?答えは簡単です。
証拠があれば言い訳はできず、知らなかったことがウソだと証明できなければ言い訳として逃げられることもあります。
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言い逃れできないと思わせたいのはなぜ?
浮気の証拠が撮れさえすればパートナーに対しては浮気!と声高らかに訴えることごできますね。
しかし、浮気相手から「結婚していなんて思わなかった」と言われ逃げられてしまうようなら、調査依頼が減ってしまうかもしれません。
探偵が直接証明することはないので、最終的に相手が認めるか弁護士が証明することになります。
それでも「言い逃れはできない!」と答える探偵社がいるのはそういった背景があるといえますね。
結婚してますか?と聞いて付き合わない
徐々に結婚適齢期は上がり、30代40代でも未婚の人は多く、結婚しないという考えの人も増えてきています。
探偵社によっては「家に行くのを断られる」「クリスマスや年末年始など一緒にイベントを過ごせない」「デートはラブホテルや家、泊りもない」こういった場合、弁護士は状況証拠で「既婚者と知らないわけがない」と持っていけるようですと言います。この、”ようです”とはつまり、弁護士任せで本当のところはわからない。
腕のいい弁護士なら~と言われても、相手の弁護士の方がやり手だったら?こういった言い回しや誤解させるような言い方が探偵業界はグレーだ!怪しい!と言われるところだと言えますよね。
とにかく、既婚者だと知っていただろ!浮気だろ!と言わんばかりですが、イベントにはこだわらない人やインドア派の人、仕事が忙しく旅行や泊まりはできない人、こういった人もいますよね。
本当に知らずに付き合った人は被害者

中には本気で付き合っているつもりでも、相手からは浮気相手の1人として扱われていた…なんて場合もあります。
そういった人は浮気をしていたわけではなく、むしろ被害者。
好き人に嫌われたくないから相手の都合がいいようになってしまっていた場合、探偵から「既婚者と知らないわけがない」と言われたら…そういった探偵社の人は本当に人を好きになったことがないのかもしれない、そう思った方がいいかもしれません。
浮気相手に既婚者だと知っていたと認めさせるには?
探偵の調査や、まわりの証言などによって認めさせることができることもありますが、実際、これは運としか言いようがありません。
薬指に指輪をしていれば結婚しているだろうと容易に想像はできますが、普段から指輪をしていない人もいます。
あなたのまわりにも結構していないと思っていたら結婚していた、結婚していると思っていたらしていなかったという人はいるはずです。
探偵の証拠は状況的なものにすぎない?
指輪をしている所を撮影したので既婚者だと知っているはずです!さて、それが結婚指輪であればいいのですが、浮気相手からのプレゼントだった場合どうでしょう?
探偵は依頼されるまでターゲットとなる人の情報やこれまでの行動はわかりませんよね?
あくまで指輪はしているけれど、パートナーとの指輪?浮気相手との指輪?これによって結婚しているって知ってただろ!は逆に通用しなくなるかもしれません。
だって、普段はしていなかったのに浮気相手からのプレゼントだから浮気相手と会う時だけしているかもしれませんよね、そこまで探偵社は責任を持ってくれますか?
知らない間に浮気相手にされないために
被害者だと思っていたらいつの間にか自身が加害者になっていることがあるかもしれません。
本気で付き合っているからこそ相手を信じて疑わなかったがために、気がついたら自身が浮気相手となり「結婚しているのを知ってて近づいたのか!」とキレられる日がないとも限りません。
恋は盲目とは言うものの、怪しい探偵社や弁護士に責められ言い訳するハメにならないよう気をつけてください。